住宅ローンの返済中に、まとまった貯蓄ができた場合などに、残高の全部または一部を返済することを繰上返済といいます。
繰上返済により、返済した元金に掛かる利息を減らすことができます。
繰上返済には、融資金の全部または一部を繰り上げて返済する方法があります。
融資金の残高を一括して全部返済
融資金の残高のうち一部を返済
※一部繰上償還には2つの方法があります。
(ア) 月々の返済額は変えず、返済期間を短縮する方法
(イ) 返済期間は変えず、月々の返済額を少なくする方法
繰上返済をする場合、民間ローンでは一般的に手数料が必要となります。
金融機関により返済条件・繰上返済額・受付期間・手数料等が異なりますので、事前に確認しておく必要があります。
手数料 0円
繰上返済日 毎月の返済日
繰上返済額 100万円以上
繰上返済のシミュレーション等を行うことをお勧めします。
○一般的に
1.返済開始から早い時期に、
2.返済期間が長いもの、
3.高い金利のもの、
4.融資残高が多いものから、
5.期間短縮による繰上返済をするのがよい
と言われていますが、融資内容により異なりますので確認する必要があります。
○住宅ローン減税による控除額は、住宅ローンの年末残高が基準となりますので、繰上返済の時期に配慮する必要があります。
○病気や怪我などの不測の事態に備えておくため、半年分の生活費がまかなえる程度の貯蓄を残す必要があります。
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