住宅ローンは返済が長期にわたるため、その間に、「まとまった余裕金ができた」、「子どもの進学で一時的に支出が増えた」といった、生活状況の変化や収入の変化が生じることがあります。
返済条件の変更とは、このような生活に起こる様々な変化に合わせ、返済の途中で返済期間や返済方法を変更することです。
金融機関により異なりますが、返済条件の変更の種類を例示すると以下のとおりです。
変更の種類により要件を伴う場合がありますので、事前に確認しておく必要があります。
○払込期日の変更
○ボーナス払い月の変更
○「毎月払いとボーナス払いの併用」から「毎月払いのみ」への変更
○毎月払い分・ボーナス払い分の金額内訳の変更
○元金均等返済から元利均等返済へ、又は元利均等返済から元金均等返済への変更
○返済期間の延長又は短縮、元金の支払猶予期間の設定
○一定期間における返済額の減額
○変動金利型から固定金利型への変更(*フラット35はできません。)
金融機関により手数料等が異なりますので、事前に確認しておく必要があります。(*フラット35の場合は、手数料は不要です。)
○シミュレーション等を行うことをお勧めします。
○返済方法の変更を行っても、他にも返済を抱え返済の継続が難しいと思われる方は、個人版民事再生法を利用する方法もあります。
弁護士など法律の専門家にご相談されるのも1つの方法です。
(注)個人版民事再生とは、裁判所を通じて、負債を整理しながら生活を再建するための手続きを行うものです。
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